今年104歳になる患者さんがいらっしゃいます。かれこれ10年ぐらい施術させていただいています。
高齢の方に対する施術は直後効果はありますが、すぐ元に戻ることも多く、目標は今の状態をどれだけ維持していけるかになるのではないかと考えています。
心身共に状態が落ちていく自然の流れに、転倒や病気により急激な変化が起きないようにケアしていくことがより重要だと考えています。
なので施術だけではなく病院や介護施設との連携が大切だと考えています。
今年104歳になる患者さんがいらっしゃいます。かれこれ10年ぐらい施術させていただいています。
高齢の方に対する施術は直後効果はありますが、すぐ元に戻ることも多く、目標は今の状態をどれだけ維持していけるかになるのではないかと考えています。
心身共に状態が落ちていく自然の流れに、転倒や病気により急激な変化が起きないようにケアしていくことがより重要だと考えています。
なので施術だけではなく病院や介護施設との連携が大切だと考えています。
中枢性と末梢性に分けられますが、中枢性としては、大脳皮質から顔面神経核までの走行中に脳出血、脳腫瘍などの脳内病変によって起こります。
末梢性では損傷性、耳性、腫瘍性のものは注意しなければなりませんが、鍼灸の適応となるのはベル麻痺でハント症候群は一部適応となります。
ベル麻痺は、原因は明確ではないが、神経に対する血行不全のため、顔面神経管内に浮腫をきたし、圧迫されて伝導障害が起こり麻痺がおこると考えられています。症状としては、患側の額のしわがなくなり、しわ寄せができなくなります。眼は閉じることが不十分となり、強く閉眼すると、眼球は上方に回転するベル現象が起こります。口唇間は開き口角は下がった状態で、患側の口角は健側に引かれ、鼻唇溝は消失または浅くなります。口笛を吹くことができず、食物は患側口中に溜まりやすくなります。傷害部位により、患側の舌前3分の2の味覚障害、聴覚過敏、唾液分泌・涙腺分泌異常が起こります。
ハント症候群は、ベル麻痺の症状に帯状疱疹ウイルスの感染により、外耳道に疱疹が出現し、耳痛が生じます。また、難聴や平衡障害などを生じます。
当院では、柳原法で評価した後に、顔面部に細く短い鍼で刺鍼し、症状の強い部分には低周波を流すこともあります。また、状況によって顔面神経の近傍に刺鍼し低周波を流すこともあります。ハント症候群は改善率は下がります。
顔面痛は、顔面の知覚を支配する三叉神経による痛みだけでなく、眼、耳、鼻、顎関節、頭蓋内の病変によっても出現します。
注意を要するものとしては、三叉神経領域の知覚低下を伴うものです。
適応となるのは他の疾患の証明されない顔面痛で、三叉神経領域に痛みが出現するものです。針で刺されるような激痛が突然発症し、数秒から数分間続くことが多いです。疼痛誘発部位があることが多く、知覚異常がないことが特徴です。
施術としては、第1枝では眼窩上孔部から眼神経を、第2枝は頬骨弓下縁から上顎神経を、第3枝はオトガイ孔部から下顎神経に刺鍼し低周波を流します。
国際頭痛分類では、頭痛を一次性と二次性、その他に分類しています。
一次性の頭痛は緊張型頭痛や片頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛で、二次性の頭痛としては、脳腫瘍や血管障害が原因で起きる頭痛とされており、鍼灸の適応となるのは、頭痛だけが起きている一次性の頭痛です。
緊張型頭痛は、頚肩の筋肉が持続的に収縮することによって乏血状態に陥り、血液内に発痛物質が蓄積すると起こると考えられています。筋の持続的収縮はストレスの多い生活条件や眼、鼻の疾患、頸椎の疾患、あるいは身体的、精神的な過緊張によっても起こります。頭蓋筋の収縮しやすい素質、項部筋の緊張を持続する職業、咬合不全による側頭部から咬筋の過緊張によっても頭痛となります。頻発反復性と慢性と分けることもあります。
片頭痛は、頭蓋外血管の拡張に基づく発作性の頭痛で、遺伝的な要因が多く、誘因としては気象、光線、音などの作用、過労、低血糖などが影響します。痛みは前駆期、発作期、寛解期に分けられます。極期は拍動性のズキンズキンとする頭痛で、悪心、嘔吐を伴うこともあります。発作期はトリプタン系薬剤の服用が望ましいです。視床や視床下部などが関与し痛みに敏感になったりしたり、三叉神経と上位頚神経や大後頭神経との関連が注目されています。
当院では、緊張型頭痛は圧痛点への刺鍼で2~3回の施術で改善されます。片頭痛は頭蓋骨と頚との境目に刺鍼し低周波を流します。発作期よりも寛解期における予防効果を目的とした施術が中心となりますが、頭痛がでる日数は半減し、痛みの程度も低くなることが多いです。
施術に使う鍼のご紹介です。
右から、緑の02番はφ0.12の長さ30mmです。主に顔面部や弱刺激を行いたい時、全体施術の時に使います。
次に赤の寸3の1番はφ0.16の長さ40mmです。1番用途が多い鍼ですが、主に頸肩部や前腕、下腿に使います。また、全体施術の時も使用します。
黄色は寸6の2番でφ0.18の長さ50mmです。主に腰部や大腿部に使います。頸などの神経の近傍まで鍼を持っていく時にも使用します。
紫は寸6の5番でφ0.25で長さ50mmです。肩の靭帯部など硬い所に使用します。
青の短い方は寸6の2番でφ0.2の長さ50mmです。持ち手の所が金属で、そこに丸めたお灸を乗せる灸頭鍼を行います。
青の長い方は寸6の2番でφ0.2の長さ50mmです。臀部や椎間関節、肩の神経の近傍まで鍼を持っていく時にも使用します。
最後は3寸の8番でφ0.3で長さ90mmです。腰部神経根部や坐骨神経を刺激したい時に使用します。
以上が主に使用する鍼ですが、体格の違いなので使用する鍼を変えることもあります。
鍼施術が何に効果的なのか。古来から色々な症状に試みられてきたが、特に注目されているのが痛みです。
そこで、現在考えられている、鍼が痛みを抑える機序を紹介しようと思います。
1つ目として、鍼刺激が、皮膚表面から浅く細い神経に微細な炎症反応を起こさせて、血流を改善させることにより痛みを感じさせる物質を除去させる。
2つ目として、鍼刺激が、痛みを抑える神経伝達物質を脳内で分泌させる。
3つ目として、鍼刺激が脳に伝わり、そこから脊髄内で痛みを抑制させる反応を起こさせる。
まだ研究段階ですが、これら含めた幾つかが関係しながら痛みを抑えるのではないかと考えられています。
参考文献;はりきゅう理論.社団法人東洋療法学校協会編.医道の日本社
現在のところ、鍼はどのような疾患の痛みを抑えるとされているか
適応となっている疾患は
・慢性腰痛、慢性膝痛(主に変形性膝関節症)慢性頸部痛、片頭痛
有効な可能性がある疾患としては
・緊張型頭痛、顎関節症、線維筋痛症、関節リウマチ、がん性疼痛、CRPtype Ⅰ
今後、検討が必要な疾患としては
・術後疼痛、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性神経障害、三叉神経痛、視床痛、幻肢痛
また、このサイトのトップページに載せてある症状の痛みは、私の臨床経験数の多いもの、効果的だったものも考慮して並べてあります。
参考文献:痛みに対する鍼灸治療の役割.伊藤和憲ほか.ペインクリニック
私は、痛みやしびれなどの症状を継続的に改善させるには運動療法は必ず必要だと考えています。
何故かというと、まず科学的根拠が1番あるからです。それは運動療法に関わる人が多くおり研究報告の数に違いがあることも大きく関係します。
次に運動療法はセルフケアできるという点です。施術を受けるのは、時間的、経済的に限られるものです。より早くより良くなるにはセルフケアが必要なものだと考えています。
では運動療法とは何をすればよいのかということですが、ウォーキングやジョギング、自転車などの有酸素運動、筋力トレーニングやストレッチなどが含まれる体操です。
「運動した方がいいのは分かっているけど...」と思うのは当然だと思います。時間的に、気持ち的になかなか1歩がでないし、続かないというのが普通だと思います。
ただ、科学的に見ても根拠のあるものであることになっていますし、私の経験上でも運動療法を続けている方は継続した症状改善が得られやすいです。
どれくらいの日数、どれぐらいの時間、どれくらいの回数など気にせずに、できる時に、できるだけ、続けられる程度に行って行く、まずは運動習慣を作っていくことが大切だと思っています。
私が考える適度な運動とは、ちょっと辛いな、もしくは気持ちいいなと思うぐらいのものです。
慢性的な症状の原因の多くは、同じ動作などの運動のし過ぎ、運動不足の蓄積だと考えており、簡単で効果的な運動療法などのセルフケアのアドバイスを要望に応じて行っていきたいと思っています。
足の各関節は全身の荷重を受けると同時に、各種の方向に動く体位を安定させる機能を保とうとする結果、しばしば足の関節痛が生じます。
足関節捻挫や骨折などの、生理的抵抗を超える1回の強い外力による外傷と、中足骨の疲労骨折や足底筋膜炎、アキレス腱炎などの生理的範囲内の微細な繰り返しの外力によって生じる傷害があります。
その中で鍼灸の適応となるものは、足関節捻挫、足底筋膜炎、アキレス腱炎です。
足関節捻挫はスポーツの現場では非常によくみられますが、重症度としてあまり高くないことが多いために、不適切な応急措置や治療を施されたり放置されることも多いです。その結果、多くの場合、足関節の外側に疼痛や腫脹、不安定感といった足関節不安定性の残存につながり、繰り返し再発することもよくみられます。
足底腱膜炎は足底の強靭な縦アーチを支え、緩衝作用のある腱膜に、ランニングや跳躍などによる衝撃が加わり、踵や土踏まずなどに疼痛を起こします。
アキレス腱炎の症状は、腱付着部から2~6㎝にかけての圧痛や腫脹です。アキレス腱炎の小断裂が瘢痕化するものと、腱周囲組織の慢性炎症に起因した肥厚と腱との癒着によって疼痛を起こすものがあります。後者はアキレス腱周囲炎と呼ばれることも多いです。この部位は、年齢が高いほど血流が減少するとの報告もあります。発生状況により慢性型と急性型に分けられます。慢性型の好発年齢は比較的高くなっています。
施術効果は、疼痛動作をできるだけ避けられるかによって変わりますが、5~6回で改善することが多いです。
一般的には座骨神経痛と呼ばれるものであり、原因としては、変形脊椎症や腰部椎間板ヘルニア、腰部背柱管狭窄症などが鍼灸の適応となっております。
不適応なものとしては、腰椎圧迫骨折や脊髄腫瘍、黄色靭帯骨化症などがあげられます。また、尿閉などの直腸膀胱障害や著名な筋力低下、感覚傷害があるものも不適応となります。両側肢に出現しているしびれは施術直後は効果が感じられることがありますが、再発することがほとんどです。
しびれは圧迫などの傷害で神経内に血流障害が起こり出現します。鍼灸は腰椎神経根部や座骨神経、深・浅腓骨神経、足底神経の近傍まで刺鍼し低周波の電気をかけて血流を改善させ症状を軽減させます。4~5回の施術で改善することが多いです。
自律神経失調症とは各臓器に器質的変化は証明されないが、種々の症状を訴えるものです。
症状は身体症状から精神症状へ、あるいは精神症状から身体症状へと変化し、多彩な症状が出現します。疲労感、のぼせ、冷え性、熱感、発汗異常、頭痛、めまい、うつ、不眠、過眠、食欲不振、下痢、動悸、息切れ、浮腫などが現れる症状の例です。
これらの症状に関係すると思われるのは、自律神経で交感神経と副交感神経によって成り立っています。自律神経の亢進というと、交感神経の働きが過剰となっている状態ですが、どちらに傾くのみでなく、ともに低下する場合もあります。
原因としては種々のストレスが考えられ、遺伝的な素質、体質、性格なども相まって、そこに社会、文化、経済などの環境因子が関与して生じると考えられます。
当院では、病院での検査を前提にし施術します。全体施術で背中と肘から下膝から下に刺鍼やお灸、低周波の施術を行います。鍼灸は自律神経が関係する症状の改善に優れており、効果は交感系か、副交感系かが判明しなくても、軽微な体表刺激で、生体の持つ自動制御によって、症状改善に向けた作用が期待できます。
人体で最大の荷重関節であるため傷害を起こしやすく、外傷としては半月板損傷や前十字靭帯損傷、外側側副靭帯損傷などがあります。
また、障害としてはジャンパー膝や鵞足炎、腸脛靭帯炎、変形性膝関節症などがあります。最も多いのは、変形性膝関節症です。原因は関節軟骨のすり減りがあり、関節包の滑膜が炎症を起こすことが考えられています。
症状は初めは膝にこわばる感じがあり、順次痛みに代わり、安静後の動き始めに痛みが出現します。正座ができにくくなり、階段を降りるときに痛みます。場合によっては腫れたり熱感を持ったりします。
当院では、オイルを使って圧痛部位をほぐし、せんねん灸や鍼を行います。また、モビライゼーションにより関節の動きを出していきます。
変形が少ない場合は数回の施術で痛みが改善しますが、変形が進むと施術直後は痛みが軽減されますが、またすぐ痛みが再発することが多いです。軽度のものであれば5~6回の施術で改善します。
肩関節の疼痛と運動制限を生じる疾患としては肩関節周囲炎、いわゆる五十肩が多いです。
鍼灸の適応しない肩関節痛としては腱板断裂、脱臼などの外傷性疾患、急に激痛を表す石灰沈着性腱板炎があげられます。
一般的には、腕を挙げる時に、上腕骨頭と肩峰との圧迫刺激により、肩関節を構成する腱や滑液包などに、炎症や癒着が起こることが多いです。これに加齢性の変性や体質的因子、過労などが加わり疼痛や運動制限が生じる可能性が考えられています。また、夜間痛や上腕の筋に痛みを感じることもよくあります。
の他に投球障害肩があり、野球の投球以外にテニスやバドミントンのサーブやスマッシュ、バレーボールのスパイクなどの動作で起こる肩の障害のことをいいます。疼痛が出現する原因は肩関節周囲炎と共通することが多いです。
当院の施術としては、多くは肩関節を支配する神経の一つの肩甲上神経刺鍼、肩峰の外側と内側からの刺鍼で炎症部位を刺激を行います。状況によってはモビライゼーションを行い関節の動きを出していきます。炎症が強い場合や痛み動作を制限できない場合は効果が長く続かないことがあり、根気強い施術が必要になることもあります。
一般的には、筋の疲労や体質、頸椎の疾患が主な原因に考えられており、長時間の同姿勢で悪化することがあります。
筋や末梢神経が損傷された状態では、ストレスにより、自律神経のバランスが崩れると筋交感神経活動が亢進し、筋緊張が亢進すると考えられます。それにより疲労や寒冷時に肩こりが増悪するという報告もあります。また、呼吸器、循環器、心因性などの疾患に付随し発症することもあります。
症状は後頚部の緊張、こわばり、鈍痛を訴えることが多く、頭重、後頭部ときに前頭部の痛みとなり、視力の減弱、眼精疲労、目のかすみ、耳鳴り、めまいなどを伴うこともあります。
肩上部、肩甲間部に筋肉痛を訴える場合は、緊張感や重圧感を訴えるだけでなく、上肢まで重だるくなることもあります。また、不眠、食欲減退、活動力の減弱も現れることもあります。
肩こりは鍼灸がとくに適応する対象であり、圧痛点を中心とした施術や低周波鍼通電で、一般的には1回1回の施術で症状が軽減します。職業あるいは筋自身の性質により、一時軽快しても再発する場合もあります。そのような場合は一定の間隔で、施術を継続しなければなりません。
肘関節痛は過酷な使用による筋、腱などの軟部組織に炎症を起こして痛みとなります。
最も多いのは、外側上顆炎で別名テニス肘と呼ばれます。手関節から前腕伸筋群と回外筋群に繰り返す負荷がかかり、筋付着部の外側上顆部に炎症を起こします。手関節を背屈する、タオルを絞る動作などで痛み、握力が低下します。
外側上顆炎と類似するものとして野球肘があります。野球に特有な投球動作の反復、継続により発症するもので、内側型、外側型、後側型に分類されます。
鍼灸では、内・外側上顆や肘関節の関節裂隙、圧痛のある筋に対し施術します。傷害部の負荷を軽減する生活ができれば一か月程度で痛みを軽減できます。
私の施術の基本は手技療法です。
単に痛みを取るには鍼の方が優れてはいますが、その痛みの原因には緊張が関わっている場合も多く、その緊張は道具を介さず直接手で触った方が感じやすく、変化させやすいことが多いからです。
手技療法をもう少し具体的に説明すると、按摩・マッサージ・指圧(私の専門は鍼灸で、先の施術を主に行うには専門の資格が必要となります)と異常な筋膜のねじれや重なりなどを改善する筋膜リリースを参考に独自に考案した緊張をほぐす施術、
関節を色々な方向に動かすことにより関節の遊びを改善させるモビライゼーションという施術、筋・筋膜を伸ばすストレッチング、主にこの3つを手技療法として適宜選択して行っています。
これらの手技療法は、多くの場合鍼灸よりも恐怖感や刺激感が少なく患者さんにも受け入れやすいものでもあると思います。
施術はつらい症状を改善させるものです。受けてみて施術全てが気持ち良く且つ症状が改善するのが理想ですが、正直それはなかなか難しいことだと考えています。
患者さんとコミュニケーションを取りながら、鍼灸の場合だけでなく、手技療法でも刺激感を少し我慢してもらう場合も出てきてしまいます。
変化しにくい症状を、継続した症状改善をどう良くなる方向へ導き出していくか、探求問答は尽きません。
頸椎の間から出て、筋の間を通る神経は、骨、軟骨などの変形や筋緊張の亢進によって狭小化が生じ、しびれが出現します。また、神経の通り道での障害でもしびれが出現します。
手のしびれが起こる疾患としては、頚椎症の神経根症、頚部椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群、手根管症候群が鍼灸の適応で、適応外としては、頚椎症の脊髄症、後縦靭帯骨化症などがあります。
当院では、第6頚神経根部刺激と手掌部小指側のしびれには尺骨神経、親指側のしびれには正中神経、手背側のしびれには橈骨神経を刺激します。症状をがでる動作を制限できれば1ヵ月程度で改善します。
昔から冷えは万病のもとと言われております。
冷え性の明確な定義はないですが、血流の低下や自律神経の乱れ、筋肉量の不足などが関係し、手足または腰殿部、ときには下腹部の強い冷感を主要症状とする症候群です。
わずかな温度低下で寒気を強く感じ、手足は白色となり、皮膚は乾燥して荒れやすいです。気候の変化に敏感で、寒冷にも暑熱にも抵抗力が弱く、わずかな温度上昇で足底に熱感を訴えて顔面は発赤してのぼせやすいです。体型はやせ型が多く、腰痛、頭痛、易疲労、脱力感、食欲不振、精力減退、月経障害などの症状を伴いやすいです。
当院では、全体施術を行い、背中に浅鍼し、お灸と膝から下肘から下に刺鍼し低周波を流し、体の芯から温まる施術を行います。
現在、月曜、水曜、金曜の午後は、志村大宮病院が母体の、介護施設フロイデ サポートセンターひたちなかで介護の仕事をしています。
レッドコード使って集団体操の指導を中心に、利用者の方の身の回りのお世話をしています。
施術と介護の共通点として、人を診るというところです。介護施設では特に転倒しないように、その方の身体状況を判断しながら介助したり、体操してもらいます。
また、積極的にコミュニケーションをとるというところも共通していて、リラックスした時間を過ごすことに役立ちます。
もう10年以上勤務しており、これからも当分の間は施術と介護の2足のわらじになると思います。
◆前かがみで腰が痛い方へ
腰痛の方の中には、腰だけで頑張って動いてしまい、股関節がうまく使えていない方もいます。
仰向けで膝を立て、ゆっくり片脚を伸ばして戻す運動は、腰への負担確認にも使われます。
無理のない範囲で、呼吸を止めずに行うことが大切です。
◆朝起きる時に腰が痛い方へ
朝は身体が硬く、防御反応が強くなりやすい時間帯です。
急に前かがみになるより、まずは軽く骨盤を動かしたり、ゆっくり呼吸を入れるだけでも動きやすさが変わることがあります。
◆長時間同じ姿勢で腰が痛くなる方へ
同じ姿勢が続くと、身体は「固めて守る」反応を起こしやすくなります。
大切なのは、強く動かすことより、こまめに身体を動かすことです。
立ち上がる、軽く歩く、骨盤を動かすだけでも負担軽減につながる場合があります。